義理の兄弟が登場するBL（ボーイズラブ）作品が取り上げられた19年7月の審議会では「
近親相姦というのも踏まえて指定該当だ」との発言がありました。条例が10年に改正され
、出版社や書店は近親相姦を不当に賛美または誇張する表現を青少年に見せないよう自主
規制しなくてはならなくなりましたが、都は「血のつながりのない義理の兄弟は近親者に
当たらない」と解釈しています。この委員の理屈は強引で、条例の範囲を超えています。